思いつきと機能やデバイスの登場タイミングによって超不定期連載らしい「オトナの限界」シリーズ。第4回のテーマは「Xperia」「α6000」「自撮り」でストロングスタイルに攻めてみたい。
ASCII.jp「オトナの限界」シリーズ
SNSで戦略的に自撮り(セルフィー/Selfie)をアップロードする。これは老若男女の多くが実践しており、なかでもアイドルやグラドルによる投稿の破壊力は大きい。撮影方法やアングル、ポーズといった部分を参考にしている人も多いだろう。
ASCII.jp編集部でハッシュタグ「#グラドル自撮り部」をチェックしているかとアンケートを採ってみたところ、100%という始末。例のプールに続いて、さすがである。それもあってか、ASCII.jpらしく、IT機器をフル活用した自撮りをチェックすることになった。
必要な機材は、スマホ/タブレットとWi-Fiリモート操作に対応したデジタルカメラ。イマドキのデジタルカメラは、Wi-Fiで撮影データを転送できるだけでなく、スマホで画面を確認しながら撮影できるのだ。
よくある自撮りでは、スマホのフロントカメラを使用したり、姿見を利用してリアカメラやコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)で撮影したりが多い。特にスマホの場合、SNSなどネットにアップロードしやすいので、とても理にかなっているといえる。
ただし、画質を求めたり、しっかりと撮影したりといった場合には、これら機材は意外と適していない。
そこで、リモート撮影の出番というわけだ。スマホ/タブレットとデジタルカメラを組み合わせることで、手元で構図をチェックしながら、移動せずにその場からシャッターを切れる。スマホ単体やデジカメ単体では厳しい構図やアングル、例えばハイアングルやローアングルでも楽に撮影しやすくなる点がわかりやすいメリットといえるだろう。記念撮影でも重宝する機能があるので、手持ちのカメラがリモート操作に対応しているかどうかチェックしてみるといい。
カメラは「α6000」、スマホは「Xperia Z Ultra」を用意
用意した機材は「α6000 パワーズームレンズキット」で、付属するレンズは「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」。α6000はミラーレスとしての完成度が極めて高く、ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)による世界最速0.06秒のAFスピード、最高約11コマ/秒の連写性能など、シーンを選ばない便利な1台である。
操作用の端末には6.4型スマホ「Xperia Z Ultra」を用意した。これは単純に画面サイズで選んでおり、Android/iOS用アプリ「PlayMemories Mobile」(バージョン4.0以降)が動作するスマホやタブレットであればなんでもいい(関連記事)。NFC対応デバイス(Android 4.0以上)であれば、タッチするだけでカメラと接続できる。
試した限りでは、Android端末のほうがiOS端末よりも動作レスポンスがいいのだが、iOS版が極端に遅いわけというではない。PlayMemories Mobileが手持ちのスマホかタブレットで動作するのであれば、必要な機材はカメラのみになる。
PlayMemories Mobile | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Sony Corporation |
バージョン | 4.2.2 | ファイル容量 | 9.7MB |
対応デバイス | Android端末 | 対応OS | Android 2.3.3以降 |
PlayMemories Mobile | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Sony |
バージョン | 4.2.3 | ファイル容量 | 7.8 MB |
対応デバイス | iPhone、iPad、iPod touch | 対応OS | iOS 5.0以降 |
モデル——姫乃たま
@Himeeeno。地下アイドル/DJ/司会/ライター。東京都下北沢生まれ、地下アイドル界の隙間産業的な存在。都内のライブ活動を中心にイベントの主催、イベントの司会、ライターをこなすミス器用貧乏。
主なスペック | |
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製品名 | Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル) |
型番 | SGP412JP |
価格 | 4万5524円(税別、ソニーストア価格) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 800 APQ8074 2.2GHz クアッドコア |
メインメモリー | 2GB |
ストレージ | 約32GB |
ディスプレー (最大解像度) |
6.4型ワイド(1920×1080ドット、342ppi)、マルチタッチ対応(最大10点)、トリルミナス ディスプレイ for mobile、X-Reality for mobile |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、2.4GHzおよ5GHz)、MHL/DTCP-IP対応、Wi-Fi Direct、Miracast |
カメラ機能 | 本体前面:有効画素数220万画素(裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile)、本体背面:有効画素数810万画素(裏面照射型CMOSセンサー Exmor RS for mobile) |
インターフェース | microUSB端子、Bluetooth 4.0、ヘッドホン端子 |
カードスロット | microSD/microSDHC/microSDXC(64GB対応) |
NFC | 対応 |
FeliCa | — |
センサー | 加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、照度、GPS、GLONASS |
防水/防塵 | 防水IPX5/8、防塵IP5X |
テレビ機能 | — |
サイズ | 約幅92×奥行き179×高さ6.5mm |
重量 | 約212g |
バッテリー | 3000mAh |
OS | Android 4.2 |
本体色 | ブラック/ホワイト/パープル(ソニーストア限定) |
アプリ類 | POBox Touch 6.2など |
付属品 | ACアダプターなど |
主なスペック | |
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機種名 | ソニー「α6000」 |
価格 | 6万4571円(本体のみ、税別/ソニーストア価格) |
使用レンズ | ソニーEマウントレンズ |
撮像素子 | APS-Cサイズ(23.5×15.6mm) "Exmor" APS HD CMOSセンサー、アスペクト比3:2 |
有効画素数 | 約2430万画素 |
ISO感度 | ISO 100-ISO 25600 |
ディスプレー(背面) | 3.0型ワイド 約92万1600ドット カメラ背面に対して上約90度、下45度に可動 |
インターフェース | microUSB 2.0端子、microHDMI端子、NFC対応、Wi-Fi対応、Eye-Fi対応 |
記録フォーマット | 静止画:JPEG、RAW(Sony ARW 2.3 format)、動画:AVCHD Ver2.0/MP4 |
バッテリー駆動時間 | 静止画撮影時約310枚(ファインダー使用時)/約360枚(液晶ディスプレー使用時)、実動画撮影時約60分(ファインダー使用時/液晶ディスプレー使用時)、連続動画撮影時約90分(ファインダー使用時/液晶ディスプレー使用時) |
本体サイズ/重量 | 幅120.0×奥行45.1×高さ66.9mm/約344g(バッテリー、メディア込み) |