TyanからデュアルLGA771対応マザーボードが3モデル発売となった。現行の“Dempsey”コアのほか、近日登場予定とされる“Woodcrest”コア搭載Xeonにも対応する製品だ。
コードネーム“Blackford”ことサーバー向けのチップセット“Intel 5000P”を搭載する「Tempest i5000PX」。8本のFB-DIMMスロットやデュアルギガビットイーサネットなどを備える |
発売されたのはコードネーム“Blackford”ことサーバー向けのチップセット“Intel 5000P”を搭載する「Tempest i5000PX」と、同じくコードネーム“Blackford-VS”ことバリューセグメント向けのチップセット“Intel 5000V”を搭載する「Tempest i5000VF」と「Tempest i5000VS」。3モデルとも64ビットハブコンポーネントのインテル“PXH-V”やMCH、ESB2を別途搭載する。
拡張スロットの構成や搭載するFB-DIMMスロットの本数などはモデルにより異なるが、サーバー/ワークステーション向けの製品ということで、VGA(XGI/VolariまたはATI/ES100)やギガビットイーサネット、Serial ATA×6(RAID対応)などをオンボード搭載している。今日から販売しているT-ZONE.PC DIY SHOPでは「Tempest i5000PX」が5万8800円、「Tempest i5000VS」が4万9800円、「Tempest i5000VF」が4万6800円となっている。
“Intel 5000V”を搭載する「Tempest i5000VS」。6本のFB-DIMMスロット。VGA機能はXGI/Volari | 廉価モデルとなる“Intel 5000V”を搭載する「Tempest i5000VF」。FB-DIMMスロットは4本という構成だ |