開発コードネーム“Dempsey”こと“Xeon 50xxシリーズ”の販売が今日からスタート! 対応ソケットも従来のSocket 604からLGA771へ!
2006年05月23日 11時00分更新
開発コードネーム“Dempsey”こと65nm製造プロセスで作られるデュアルコア新CPU“Xeon 50xxシリーズ”の販売が今日からスタートした。登場したのは4モデル。対応ソケットも従来のSocket 604からLGA771へと一新されている。
対応ソケットも従来のSocket 604からLGA771へと一新された「Xeon 5030/5050/5060/5080」 |
動作クロック3.73GHz/FSB 1066MHzと最上位モデルとなる「Xeon 5080」。L2キャッシュは2MB×2という構成だ |
サーバー向けの新メモリーモジュール“FB-DIMM”などに対応するといわれる“Xeon 50xxシリーズ”。発売されたのはクロック周波数2.67GHz/FSB 677MHzの「Xeon 5030」(L2キャッシュ2MB×2)、以下3.0GHz/FSB 677MHzの「Xeon 5050」(L2キャッシュ2MB×2)、3.2GHz/FSB 1066MHzの「Xeon 5060」(L2キャッシュ2MB×2)、3.73GHz/FSB 1066MHzの「Xeon 5080」(L2キャッシュ 2MB×2)の4モデルだ。従来のモデルではクロック周波数がそのまま製品名となっていたXeonシリーズだが、他の新型CPUと同じくついにモデルナンバーの採用となった。
パッケージによると最大コア電圧は1.35V。対応ソケットも従来のSocket 604からLGA771という記載に変っている。対応チップセットはコードネーム“Blackford”と呼ばれるものだが、今日から販売しているT-ZONE.PC DIY SHOPによると「インテルやTYANがラインナップするようだが、今のところ詳細は未定」とのこと。“FB-DIMM”についてはすでに一部ショップでの販売がスタートしているが、対応マザーについてはもうしばらく待つ必要がありそうだ。価格はTSUKUMO eX.で「Xeon 5080」が11万1100円、T-ZONE PC DIY SHOPで「Xeon 5080」が11万3400円、「Xeon 5060」が4万3890円、「Xeon 5080」が3万240円、「Xeon 5030」が2万4990円。
こちらは最下位モデルとなる「Xeon 5030」 | パッケージに貼付されているデータには“Skt-771”という表記も見える |