ターボリナックス ジャパン(株)は、『Turbolinux 7 Server』と、韓国WINS Technetが開発した不正侵入検知ソフト『Sniper Standard』をバンドルした製品『Turbolinux Security Server 7 NetSniper』を2月15日より発売すると発表した。
『Sniper Standard』管理コンソールの画面。 |
『Sniper』シリーズは、750種類の不正侵入パターンのデータベースを持ち、そのデータベースに適合するセッションを遮断することで不正侵入を防止するソフトウェア。セキュリティポリシーの設定とブラックリストの管理を行なうことで、侵入意図を感知し、そのセッションを遮断することができる。また、そのセッションに関する情報や発信元追跡により得られた情報を保存する。『Sniper』シリーズの製品ラインナップは以下のようになっている。
- 『Sniper Standard』……推奨帯域40Mbps以下
- 『Sniper Giga』……推奨帯域150Mbps以下
- 『Sniper Super Giga』……推奨帯域150Mbps以上
そのほかの主な特徴は以下のとおり。
- TCP/IPの各種アプリケーション別トラフィックをリアルタイムでモニタリングし、サービス別、コンピュータ別、管理者別のうちわけを検索できる
- 標準で40Mbps、別途提供されるアップグレードパスで『Sniper Super Giga』を利用すれば650Mbpsの帯域幅にも対応できる
- eメール、Webメールのフィルタリング、Webサイトへのアクセス制限、ハードディスク共有機能の管理ができる
- “MPMDB”(Multi Processor Memory Data Base)アルゴリズムにより、最大8ポートをサポートし、複数のネットワークを管理できる
『Turbolinux Security Server 7 NetSniper』の動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium III-1GHz以上
- メモリ……256MB以上
- HDD……20GB以上
- 設定コンソール……Internet Explorer 5.x以上のブラウザが動作する環境
製品の価格は150万円(200ユーザー、2000セッションまで)。サポートは『Turbolinux 7 Server』はターボリナックス ジャパン(株)が、『Sniper Standard』は(株)スペースジオが提供する。