社内報などの読み物は、多くの人に気軽に読んでもらえるような工夫が必要です。手に取ったとき、「長くて読むのが面倒」といった印象を与えないようにするには、フリーペーパーや雑誌の誌面などによく見られる「段組み」が効果的です。段組みを設定すると、1行の文字数が短くなり、長い文章も読みやすくなります。
※本記事は「すっきりわかった!ワード 実用文書 作成のツボ ワード2002/2003/2007対応」から一部抜粋し、編集・再構成したものです。
印刷してすぐに使える電話メモを作る――インデックス
- ■操作1――原稿を作成し段組の設定をする
- ページスタイルを設定した原稿を用意する
- 段組みの設定をする
- ■操作2――段区切りを挿入し本文をドロップギャップにする
- タイトル挿入時に1段目をあける
- 本文にドロップギャップを設定する
- ■操作3――タイトルと写真・図をきれいに配置して仕上げる
- 1段目にタイトルを挿入する
- 文章中に写真を挿入する
- 図形を使って文章を装飾する
- ■ひと押し――Word 2007で段組を設定する方法
- 第4回記事「『すっきり』使える電話メモ用紙をWordで作ろう」はこちら
- 第3回記事「Excelの表を『すっきり』Wordできれいに配置する」はこちら
- 第2回記事「修正点が『すっきり』ひと目で分かる文書を作る」はこちら
- 第1回記事「入力が『すっきり』簡単になる定型ビジネス文書を作る」はこちら
文書のツボ
- 段組み
- 1ページを複数の段に分ける機能。Wordでは11段まで設定できる。
- 段区切り
- カーソルの位置以降の文章を強制的に次の段に送る機能。
- ドロップキャップ
- 段落の先頭文字を大きく目立たせる機能。
- 折り返しの種類と配置
- 文書内に挿入した画像と文字との関係を設定する機能。最初は、画像が文字と同じ「行内」に設定されているため、自由に移動できない。折り返しの種類と配置を変更することで、文書内を自由に移動できるようになる。
(次ページ、「原稿を作成し段組を設定する」に続く)
この連載の記事
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