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ハイエンドスマホ部門

岡本善隆(ASCII.jp副編集長)

部門総評
岡本善隆(ASCII.jp副編集長)

 国内では台数的にミドルクラスが伸びた2019年だが、ハイエンドスマホも性能や機能の強化が進み、魅力的な製品が多数登場した。共通して強化されたのはやはりカメラ。メインのカメラとは別に、16〜18mm相当の画角を持つ超広角カメラの搭載が昨年後半からトレンドとなり、iPhone 11シリーズでも採用されたことで完全に定着した。ハイエンドスマホの場合は、さらに望遠カメラなどとの組み合わせによる多眼化が進んだほか、センサー自体の大型化なども目立っている。一方で「折りたたみ型スマホ」という新たなトレンドの芽も出始めた。現状ではまだまだ高価だが、2020年以降、折りたためるという要素をどう活用されるか、「スマホ=板状」という10年以上続いてきた常識がついに崩れるのか注目したい。

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