SmartではなくBrighter
さらにNECの遠藤信博社長は、次のようにも語る。
「『Orchestrating』には、NECの先進的なICT技術や知見を活用し、世界中の人々と協奏し、新たな価値の共創する姿勢を表現。これを通じて、豊かで明るい暮らし、社会、未来を創り上げていくNECの想いを込めたメッセージとしている。また、『brighter』には、賢いという意味や、明るいという意味を込めている」と説明する。
世の中では「Smart」という言葉が流行っているが、この言葉をNEC流に置き換えたのが、「brighter」ということになりそうだ。
「NECが目指すのは、Brighter Worldであり、Brighter Future、Brighter Solutionということになる」とする。
デザインにも意味がある、23.4度の傾きにも
ところで、Orchestrating a brighter worldのマークデザインにもこだわりがある。直線基調の文字デザインは、先進性、信頼、高品質をイメージ。さらに、それぞれの文字に丸みを持たせることで、人間性や柔軟性をイメージしたという。
また、「Orchestrating」の部分は、インフラを支えるNECグループの総合力を力強く表現し、「a brighter world」では、まぶしいくらいの光を表現するとともに、ブルーからオレンジへと色を変化させて、明るい豊かな未来を表現したという。
そして、Orchestratingの左側にある斜めの棒のデザインは、指揮者が持つ「タクト」を表現。共に奏でるという意味や、グローバルな課題を解決すること、あるいは様々な技術を融合し、豊かな未来創りのリーダーとなるという決意を込めているという。
ちなみに、「タクト」は、サスティナブルな地球を守りたいという想いを込め、地球の地軸の傾き23.4度に設定しているという。
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