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今さら聞けないFacebookの裏表 第3回

おすすめアプリからビジネス活用事例なども紹介

アプリからファンページまで ── ビジネスに使えるFacebook

2011年01月10日 09時00分更新

文● 高橋暁子

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ファンページに参加しよう

 ファンページとは、あるテーマや人物、ビジネス、アーティスト、製品などの同じテーマについて他のユーザーと語り合える、いわゆるコミュニティのこと。

 ファンページへの参加の仕方は簡単。「いいね!」をクリックすれば、参加できる。

ファンページの「いいね!」をクリックで、ファンページに参加可能

 ファンページは、Facebookユーザーはもちろん、それ以外の全ての人が見られ、Googleなどの検索エンジンの検索対象となる。ビジネスで利用しても無料。また、「facebook.com/ファンページ名」のように、Facebook上に独自のドメインを持てるようになるのも大きな魅力のひとつだ。

ファンページを作ろう

 ただ参加するだけでなく、自分で作れる。ファンページを作成するにはどこかのファンページに行き、画面左の「ファンページを作成」をクリックすれば作成可能。

ファンページ左の「ファンページを作成」をクリック

 ファンページには、ビジネスで使う「公式ファンページ(ビジネスファンページ)」と、興味があるものなら何にでも利用できる「コミュニティページ(ファンページ)」がある。

公式ファンページの対象を選び、ページ名を記入し、公式ファンページを作成する権利があるかどうかのチェックボックスにチェックを入れよう

「ファンページを作成」をクリック

 公式ファンページを例にして作成してみよう。公式ファンページの対象を選び、ページ名を記入し、公式ファンページを作成する権利があるかどうかのチェックボックスにチェックを入れる。「ファンページを作成」をクリック。ファンページの設定の仕方は、個人プロフィールと同様だ。基本情報入力画面になるので、入力しよう。作成後は、管理者は「アカウント」→「ファンページを管理」でファンページを管理・修正できる。

基本情報を記入しよう

作成後は、「アカウント」→「ファンページを管理」でファンページを管理・修正しよう

ファンページのビジネス活用事例

 ファンページは、ビジネスに活用できる。執筆時点(2010年1月5日時点)で、米Coca-Cola社のファンページには2160万人以上、米Starbucks社のファンページには1900万人以上の人たちが参加している。それだけの人たちにリーチできるページを無料で作れるのは、企業ならずとも魅力的に感じるはずだ。

コカコーラ

スターバックス

 それだけの人が集まっているファンページは、当然、口コミによるマーケティングの力もとても大きくなる。2009年1月にバーガーキングが実施した「友達を10人削除するとハンバーガー1個無料」という奇抜なキャンペーンを記憶している人も多いだろう。あまりに影響が大きく10日あまりで終了したが、それだけ影響力が大きいことの証拠でもある。

ユニクロ

無印良品

 日本でもお馴染みの、ユニクロ、無印良品、ホンダ、TBS News(TBSテレビ報道局)、ローソンなどのファンページがある。商品情報、キャンペーン情報、動画、店舗検索などができ、企業によって様々なコンテンツがそろっているため、気になる企業のファンページに参加すると楽しめるだろう。

ホンダ

TBS News(TBSテレビ報道局)

 米スターバックスでアイスクリーム一つが無料でもらえるキャンペーンを実施したり、無印良品でFacebook限定タイムセールのキャンペーンをしたり、米HONDAでは"Who Loves a Honda"キャンペーンで200万人以上のホンダファンをつなぐなど、既に多くの活用実例が生まれている。

ローソン

バーガーキング

 Twitterは顧客と一対一の濃密な対話が可能だが、その分手間もかかり、扱いも難しくなりがちである。

 一方、Facebookのファンページは、基本的に企業側から発信する仕組みを取るため、やりやすいマーケティングツールと言えるのだ。

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