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【2023年自作まとめ】秋葉原PCパーツ街を振り返る

2023年12月30日 13時00分更新

文● ドリル北村

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10月
第14世代インテルCoreプロセッサーが販売解禁

 18日(火)22時、“Raptor Lake-S Refresh”こと「第14世代インテルCoreプロセッサー」の販売が解禁となった。秋葉原のパソコン工房 秋葉原本店、TSUKUMO eX.では恒例の夜間販売が行なわれた。

各ショップともそれほど長い行列はできず。商品の引き渡しも数分で終了していた

 登場したのは「Core i9-14900K」(10万9800円)、「Core i9-14900KF」(10万5800円)、「Core i7-14700K」(7万8800円)、「Core i7-14700KF」(7万4800円)、「Core i5-14600K」(5万9800円)、「Core i5-14600KF」(5万5800円)の6モデル。解禁時間の22時の時点で購入した人は、2店舗で10名ほどだった。

11月
Ryzen Threadripper 7000シリーズが登場

 AMDから、ワークステーション向けCPU「Ryzen Threadripper 7000」シリーズ3モデルと「Ryzen Threadripper PRO 7000 WX」シリーズ4モデルが登場。秋葉原で入荷を確認したのはパソコンショップアークとツクモパソコン本店で、22日11時より販売がスタートした。

22日11時に販売がスタートした「Ryzen Threadripper 7000」シリーズと「Ryzen Threadripper PRO 7000 WX」シリーズ

 96コア/192スレッドの最上位モデル「Ryzen Threadripper PRO 7995WX」(185万9800円)を筆頭に64コア/128スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7985WX」(134万9800円)、32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7975WX」(69万9800円)、24コア/48スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7965WX」(47万9800円)が入荷。

 「Ryzen Threadripper 7000」シリーズからは、64コア/128スレッドの「Ryzen Threadripper 7980X」(89万9800円)、32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 7970X」(49万9800円)、24コア/48スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7960X」(26万9800円)が入荷している。

12月
インパクト抜群のスニーカー型PCが日本上陸

 COMPUTEXで話題となったCooler Masterのスニーカー型PCケース「Sneaker X」を採用した、オリオスペックのオリジナルPC「Sneaker X Gaming PC Desktop」の予約受付がスタートした。同店では、サンプルの展示もスタートしている。

数量限定で2024年の2月頃販売予定。CPUやビデオカードはカスタマイズが可能となっている

 「Sneaker X」はCooler Masterの創業30周年を記念して制作されたPCケース。あらかじめ専用設計の水冷CPUクーラーや電源ユニットを搭載しているが、オリオスペックではさらにパーツを組み込むことでPCとして販売する。価格は47万3000円。

基幹パーツの速度が高速化した1年
リアルイベントも復活

 2023年は、昨年同様CPUの世代交代があり、PCの買い替え需要に拍車がかかった年だった。メモリーはDDR4からDDR5への移行が進み、オーバークロックメモリーの速度も向上した。電源は12VHPWRコネクターを装備し、M.2 SSDはPCI Express 5.0対応に刷新された。

 それにともない秋葉原ではPCパーツ系リアルイベントが復活。各社の新製品をいち早く見たり触ったりできたことも今年のトピックだ。

 2024年も「これは欲しい!」と思わせるPCパーツが登場することを期待したい。

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