乾電池&内蔵バッテリーの2系統で使える
とはいえ、このカウント機能は割と一般的で、1000円くらいの激安品に搭載されていることもあります。ではなぜB604Cを選んだかといえば、乾電池(単4形×2本)で動くだけでなく、充電式の内蔵バッテリーでも動くからです。
乾電池は本体底面から交換可能。そして内蔵バッテリーは、USB充電器から充電できます。
デジタルスケールは便利とはいえ、そう頻繁に出番があるわけではありません。久々に使おうとしたら電池が切れていた……なんてことはよくある話。そんな時でも充電池で動くなら、乾電池の購入・交換の手間なしに使えます。
ただし、内蔵バッテリーは充電中にデジタルスケール機能が使えないといった欠点もあるので、その点は注意が必要です。充電時間が待てないほど急いでいるときは、迷わず乾電池で使いましょう。
このように、その時々に合わせてどちらの電源を使うか選べるのが、B604Cの強みです。ただ、コネクターがUSB Type-Cではなく、microUSBだというのが少し残念ですけどね。
B604Cは4つのボタンで操作します。
重量のはかり方は簡単で、水平な場所に置いて電源ボタン(ON/OFF)をオン。あとは対象物を乗せるだけでOKです。
安定しないもの、数が多いものをはかる場合は、付属のトレーを使うのがオススメ。この場合は、先にトレーだけを乗せてゼロ点補正(0表示)ボタンを押し、トレーの重量をキャンセル。その後対象物を乗せれば、トレーの重量を抜いた対象物だけの重さがはかれます。
g/kgボタンは、単位切り替えボタン。グラム単位の表示がキログラム単位になります。といっても、小数点の位置が変わるだけなので、これといったメリットはないですが。オンスやポンドとはいいませんが、カラットへの変換くらいはあるとうれしかったですね。
カウント機能は、ちょっと使い方が特殊なので詳しく紹介します。
(次ページ:カウント機能でもゼロ点補正が使える!)
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