この夏は、精力的に新製品を投入し続けているアビーだが、今度は最大13基のファンが搭載可能なPCケース「AS Enclosure 800」が発売された。ラインナップはシルバーの「ASE-800-S」、ブラックの「ASE-800-BK」、ブルーの「ASE-800-BL」(限定30台)となる。
最大の特徴となるエアフローレイアウトは、フロントに120mmを3基、サイドに140mmを4基、トップに140mmを3基、リアに120mmを1基、ケース中央部に120mmを2基の計13基という構成。このうちフロント×2、リア×1、サイド×1、トップ×1には標準でファンが搭載されている。これら120mm~140mmの大口径ファンと、フロント/サイド/トップのメッシュ構造がユーザーの好みに応じたエアフローレイアウトを可能とするという。
全体サイズは219(W)×549(D)×512(H)mmで、重量は約13.4Kg。広々とした内部はXL-ATXといった特殊サイズのマザーまで搭載可能で、PCIスロットは9基、ビデオカード搭載スペースは320mmが確保されている。
ベイ数は5インチベイ×4、3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×2。フロントI/OにはUSB2.0ポート×2、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子が備えられている。価格は全モデル共通で4万9980円。クレバリー1号店、ソフマップリユース総合館、TWOTOP秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。