これまで、COMPUTEX TAIPEI 2010を始め、幾度となく取り上げてきたAntec期待の新型PCケース「LANBOY AIR」の販売が、いよいよ今週末の14日(土)からスタートする。各ショップに展示用サンプルが入荷したので、一足先に紹介していきたい。
「LANBOY AIR」は「フルモジュラーシャーシ」と「オープンフレームメッシュパネル」で構成される新型PCケース。実際の外観も骨格となるフレーム部分以外は、オールメッシュともいえる非常に特徴的な作りとなっている。
同社が「アドバンストクーリングシステム」と名付けたエアフローは、搭載可能なファンが最大で15基に達する。標準でフロント120mm×2(ブルーLED/回転数調節可能)、リヤ120mm×1(ブルーLED)、サイド120mm×2(ブルーLED)を搭載するほか、オプション扱いながらサイド120mm×2(CPU/メモリ用)、両サイド120mm×6(HDD用/フロント寄り)、トップ120mm×2を追加で装着可能となる。
ケース全体のサイズは507(H)×222(W)×513(D)mm、重量9.2kg。ベイ数は5インチ×3、3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×2。背面のPCIスロットはマルチGPUにも対応する8本構成で、VGA搭載スペースは406mmを確保。フロントI/Oにはオーディオ各種のほかUSB2.0×2、USB3.0×1を備える。
カラーラインナップはレッド/イエロー/ブルーの3色。ただし、今のところレッド/イエローの2モデルのみ入荷を確認している。予価は2万2800円。ツクモパソコン本店やTWOTOP秋葉原本店、フェイス秋葉原本店、T-ZONE.PC DIY SHOPなどで発売予定だ。