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富士ゼロックス、エコなA3カラーレーザー「DocuPrint C3350」

2010年04月01日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 富士ゼロックスは4月1日、A3対応のカラーレーザープリンター「DocuPrint C3350」を発表した。4月6日発売予定、価格は17万8000円。

DocuPrint C3350

 タンデムエンジンおよび中間転写方式の採用によって、カラー/モノクロ共に上位機種に迫る30枚/分の高速連続プリントを実現、連続印刷速度は従来機種の3.75倍に達する。ウォームアップタイムは従来機種比48%短縮の15秒以下、スリープからの復帰時間も従来機種比59%短縮の12秒以下と、性能と使い勝手を両立させたという。

 景気後退による経費削減等によって業務用途でのカラープリンターへの風当たりが強くなっていることを踏まえ、省エネを強く意識したものとなっている。消費電力は最大1130W以下と競合製品と比較して最も低く、スリープモード時においては0.9W以下を実現している。また、ドラムカートリッジに代表される消耗品をあらかじめ本体内部に取り付けたまま出荷することで、スペーサーなどの梱包廃棄物を大幅に削減するとともに、新規設置時のセットアップも容易になった。

 「DocuPrint C3350」から新搭載の「トナーセーブモード」では、トナーの使用量を3段階に調節することで使用目的に応じた節約を可能にする。一律30%オフだったこれまでの節約機能から大きく機能アップしている。また、最も薄い設定でもフォントのかすれが生じないという。さらに、カラー原稿の赤文字部分に自動で下線や網かけを施すことによって、カラー原稿をモノクロ印刷せざるを得ないときでも強調部分を確認できる「カラーユニバーサルプリント機能」を搭載した。

「DocuPrint C3350」の「カラーユニバーサルプリント機能」の例。通常のモノクロ印刷(中央)では、赤文字で強調した部分がかえって見づらくなっているが、カラーユニバーサルプリント機能を使用したモノクロ印刷(左)では、赤文字部分に網かけが施されているので引き続き強調部分が際立つ

 インターフェースは100BASE-TX/10BASE-T、USB 2.0、EP-Aを標準装備。オプションのギガビットイーサネットカードもしくはパラレルインターフェイスカードを搭載することで1000BASE-T、パラレルにも対応する。またIPv6への対応も完了している。本体サイズは幅499.5×奥行き538×高さ406mmで、重量は44kg以下(消耗品含む)。

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