NECは4月7日、A3対応のカラーレーザープリンター「Color MultiWriter 9100C」を発表した。4月14日発売予定、価格は17万8000円。
「Color MultiWriter 9100C」は、同社のA3対応カラーレーザープリンター「MultiWriter 2900C」の上位機種で、本格的なカラープリントに対応しながら価格を抑えたものとなっている。タンデムエンジンと中間転写方式の採用でカラー/モノクロ共に一部上位機種を超える30枚/分の高速連続プリントを実現しつつも、フットプリントはクラス最小(幅499.5×奥行き538×高さ406mm)を謳っている
市場の要請を踏まえ、環境性能を重視したつくりとなっており、EA-Ecoトナーおよび低熱容量定着ユニットの採用によって、競合機と比べて最も低いTEC値1.29kWh以下の低消費電力を実現した。また、トナー使用量を標準時含めて計4段階から選択できるトナーセーブモードが追加されている。
「Color MultiWriter 9100C」では、用紙補給、トナー交換、紙詰まりからの復帰など、ユーザーが行なう操作に関して前面と上面で完結させる「フロントアクセス設計」を採用。側面と後面からの操作は一切ないので、設置後に本体を移動させたり、カバーを開ける際のマージンを考えて設置場所を選ぶ必要もない。
インターフェイスは100BASE-TX/10BASE-T、USB 2.0、EP-A。オプションで1000BASE-T、パラレルにも対応。本体サイズは幅499.5×奥行き538×高さ406mmで、重量は44kg以下(消耗品含む)。