仮想デバイス(ADV)を作成する
設定が終わったら、コマンドプロンプト(スタートメニューのアクセサリにある)を開き、エミュレーターの起動に必要なAVD(Android Virtual Device)を作成する。
android create avd --name myavd --target 3 --sdcard 1024M
上記のコマンドは、myavdという名前のAVDを作成し、ファームウェアとしてはAndroid 1.5+Google API搭載のもの、メモリーカード用に1024MBを確保するというものだ。
次に、作成がうまくいったかどうかを確認する。
android list avd
とすると、これまでに作成したすべてのavdを一覧できる。今回は、先ほどのコマンドで最初のAVDを作ったために1つだけしか表示されないはずだ。
さて、AVDができたら、エミュレーターを起動してみよう。
start emulator -avd myavd
先頭のstartは、Windowsのコマンドで、別プロセスとしてプログラムを実行するものだ。これをつけないと、emulatorコマンドは、終了するまでプロンプトに帰ってこなくなる。
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