2009年の夏商戦に向け、ドコモが発表した携帯電話機。合計18機種と例年に比べてモデル数は少ない。しかし機種を絞り込んだぶん、発表された端末はどれも厳選されたものばかり。少数精鋭という印象を強く受けた。
ただし今回の注目は何と言ってもAndroid搭載のGoogleケータイ「HT-03A」。説明会場でも人とカメラの集まり方がまったく違っていた。というわけで、まずHT-03Aのフォトレポートをお届けする。
国内初登場のAndroid端末は
タッチパネルタイプ
Androidの初号機「T-Mobile G1」(HT-03Aと同じくHTC製)は、QWERTYキーボードが付いているタイプだったが、今回日本で登場した「HT-03A」はタッチパネルで操作するタイプの端末である。海外では「HTC Magic」として一部地域で発売されている。
タップする場所によっていろんな機能があって楽しい。たとえば、画面下部中央のタブを上に引っ張り出すとアプリの一覧を閲覧できる。待受画面を左右にはじくと左右の待受画面に切り替わる。さらに上部の通知領域をタップすると通信状態を確認できる。キーボードがないので、手に持った感じは軽い(約123g)。