操作事例
前のページのグラフから、追加した項目欄の「課名」と「担当者名」を系列欄へ、系列欄の「業種名」を項目欄へそれぞれ移動し、項目欄と系列欄を入れ替えます。
ピボットグラフの項目移動
操作――
ピボットグラフの項目移動
項目欄の項目と系列欄の項目を入れ替えます。まず、系列欄にある[業種名]を項目欄へドラッグします。そして項目欄の[課名]を系列欄へドラッグします。
さらに項目欄の[担当者名]を系列欄の[課名]の下へドラッグします。
解説――
業種別課別担当者別グラフへ
項目を入れ替えたことによって、「課別担当別業種売上グラフ」から「業種別課別担当売上グラフ」に変化しました。
OnePoint――
[ピボットテーブル]ツールバーの表示/非表示
[ピボットテーブル]ツールバーの非表示は、バーの「×」ボタンをクリックします。
再表示は、[標準]ツールバーなどの上で右クリックし、表示されたメニューから[ピボットテーブル]をクリックする(右画面)か、[表示]メニューから[ツールバー]を選択し、[ピボットテーブル]をクリックします。
操作事例
上のグラフから、系列欄の「担当者名」を削除します。
ピボットグラフの項目削除
操作――
ピボットグラフ項目の削除
系列欄の[担当者名]をグラフの外へドラッグします。
この削除のときのマウスポインタは、ピボットテーブルの場合と同じです。
解説――
業種別課別グラフへ
「業種別課別担当別売上グラフ」から「業種別課別売上グラフ」になりました。
こうしたピボットグラフの項目削除は、ピボットテーブルの場合と同様に、元のデータに影響は与えません。
OnePoint――
項目削除によるグラフの変化
上記例を使って[担当者名]と[課名]を削除した場合は、「業種別売上グラフ」になり、系列欄には項目がないグラフとなります。
項目欄や系列欄の項目は、基本的に最低ひとつは必要です。また、データ欄の項目は必須項目です。
次週はグラフを使ったデータの並べ替えによる分析手法を紹介します。
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