グラフの種類を変える
――ピボットグラフでのグラフ種類の変更
ピボットグラフを作成すると、既定値として「積み上げ縦棒グラフ」が表示されます。いろいろとグラフの種類を変えてみると、別の分析視点が発見できます。このグラフの種類を変更する方法を説明します。
ピボットグラフの種類を変更する
Excelの通常のグラフ作成では、4画面で構成された[グラフウィザード]に従って、グラフの種類や表示場所を設定していきます。
しかし、ピボットグラフを作成した時点では、標準のグラフ形式として新しいシートに「積み上げ縦棒グラフ」が表示されます。
視点を変えて分析するには、表示されたピボットグラフの種類を変更する必要があります。
グラフの種類の変更は、ピボットグラフ画面で[グラフウィザード]ボタンをクリックし、[グラフウィザード]を表示させて行ないます。普通のExcelのグラフ作成時の、グラフの種類選択と同じ操作です。
操作事例
得意先別月別売上データから、年月別業種別売上ピボットグラフを作成しました。積み上げ縦棒グラフを折れ線グラフに変更する操作を説明します。
操作1――変更のためグラフウィザードを表示
ここではサンプルとして前ページで作ったグラフを変更してみます。[ピボットテーブル]ツールバーから[グラフウィザード]ボタンをクリックします。
操作2――変更のためグラフウィザードを表示
表示された[グラフウィザード]画面で、[グラフの種類]から変更したい種類を選択し、[形式]から適用したいタイプを選んで、[完了]ボタンをクリックします。
ここでは、種類に「折れ線」を選択し、形式で[マーカーが付いた折れ線グラフ]を選びました。
解説――グラフの変更
標準の積み上げ縦棒グラフから、折れ線グラフに変更されました。
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