面接でよくある質問
面接の練習をしておこう!
面接で緊張するのは仕方のないことです。しかし、社会人としてのルールやマナーをわきまえ、前もってきちんと準備していればそれほど身構える必要はありません。志望動機や退職理由など、面接で聞かれることはたいてい決まっていますから、事前準備をしっかりして自分らしい返答方法を身に付けましょう。
結論を先に述べ、後で理由を説明すれば相手の理解度は高まる
面接官が質疑応答のなかで重視するのは、簡潔明瞭かどうかです。そのためにも、質問の答えは「1分以内」を目安にしてください。また、質問結論を先に述べ、後で理由を説明すれば、面接官の理解度はより高まります。以下に面接における代表的な質問事例を挙げましたので、参考にしてください。
自己PRしてください
ポイントを整理し、延々と話しすぎない
自己PRでは、長所や強みだけにとどまらず、短所や弱みも話すようにしましょう。その際気をつけるべきは、延々と話しすぎないこと。そして、ポイントをきちんと整理してから話はじめ、自慢話にならないようにします。
志望動機は何ですか?
志望動機と退職理由を矛盾させない
なぜ転職したいのか(退職理由)、今後どんなキャリアを積みたいのか(志望動機)。これら2つの質問は必ず面接で出てくると思って間違いありません。ここで大切なのは、2つの質問を別々に考えず、ともに矛盾しないような答えを用意しておきましょう。なお、転職理由についてはネガティブな話に終始せず、前向きな転職目的や志望動機となるように話します。
前職の仕事内容は?
内容、役割、実績などを簡潔に
前職での仕事内容も必ず聞かれる項目です。その際気をつけることはダラダラ説明せず、仕事の内容、役割、実績などを端的に話すようにします。
入社可能時期を教えてください
在籍中の安易な受け答えは禁物
入社可能時期については、退職時期が決まっているか、すでに会社を辞めている場合のみ伝えます。会社に勤めながら転職活動している場合は、勤務先の都合や仕事の区切りがつかずに退職時期が先送りされる場合もありますので、退職日がはっきり決まってから連絡するようにしましょう。
何か質問はありますか?
「何もない」はマイナスポイント
「何か質問は?」と聞かれて「特にありません」と答えては、面接官に消極的な印象を与えてしまいます。ここでどんな質問ができるかどうかで、面接官の印象が大きく変わることもあるのです。管理職の平均年齢や教育研修制度の内容、技術職であれば開発環境などを聞いてみるとよいでしょう。
こんな答えは不採用!?
- 退職理由が「不満だらけ」の場合。面接官に「逃げの転職」というイメージを与えてしまいます。また、転職理由がどこの会社でも起こりうるようなことならば言わないほうが賢明です。
- 「なぜ当社なのか」志望動機が不明瞭な場合。これが明確でないと、「企業研究が不十分」という印象を与えてしまいます。
- 「将来性があるから」といったマニュアル的な回答だけでは、よい印象を与えることは難しいです。自分なりの視点で答えることが必要です。