バンダイナムコゲームスのアーケードゲームからスタートし、Xbox360へと移植されたアイドル育成シミュレーション「アイドルマスター」。それがサンライズの手によりアニメ化された結果、美少女ロボットアニメへと姿を変えたのが「アイドルマスター ゼノグラシア」だ。
アイドル育成ゲームから、ロボットアニメへと変わったことで、設定も大きく変わっている。アイドルの意味も、芸能界のいわゆる「アイドル」から「iDOL」という巨大ロボットをさすようになり、「iDOL」のパイロットが「アイドルマスター」と呼ばれるようになっている。この「iDOL」を操作して少女達が行っているのは、地球に降ってくる月のかけらを排除する作業。アイドルマスター達は、少女としての学園生活を行いながら、宇宙空間では隕石除去を行っているのだ。といってもゲームの登場キャラクター全てが、この「アイドルマスター」というわけではない。キャラクターによりクラスメートやリーダーといった役割が付いていたり、敵対関係にあったりと様々。ある意味ゲームに登場するキャラクター達が「アイドルマスター ゼノグラシア」で、演技をしているというとらえ方もできるだろう。
この「アイドルマスター ゼノグラシア」が、バンダイビジュアルよりDVDとなってついに登場だ。第1巻には、1話と2話を収録、さらに主人公たちが生活する「十六夜寮」がよくわかる新作映像や解説ブックレットも付いている。加えて初回限定で、キャストコメントなどを収録した特典DVD「アイドルマスターを探せ!」もついてくるのだ。登場人物にかわいい少女の多い作品だけに、キャストも大勢いるわけだが、特典DVDには総勢23名の声優が出演しアフレコシーンも収録されているという豪華な内容だ。店頭での販売価格は、5000円程度だ。
今週は新作DVDが目白押しということもあり、店頭でも火曜日から店頭に並び始めたタイトルがまだまだ目立っている。その状況下で「アイドルマスター ゼノグラシア」は、本日から姿を見せ始めたわけだが、しっかりとコーナーを作っているショップも多かった。これは「アイドルマスターのおかげで、秋葉原に来る人達ではXbox360普及率が高いのではないか」とゲームショップに言われるほどの影響をもっているタイトルだからといえるだろう。関連CDも多いため、既存タイトルをあわせて売り場を作っているショップが多かった。