何が発売になっても、秋葉原で話題になる「らき☆すた」の関連商品。CDも何枚か発売してきたが、サウンドトラックやドラマCD、キャラクターソングという定石通りに進んでいないところが「らき☆すた」らしいともいえる。
本日登場した「らき☆すた」のCDは、オリコンでもスタートダッシュを見せつけたオープニング「もってけ!セーラーふく」のリミックスCD「もってけ!セーラーふくRe-Mix001~7 burning Remixers~」だ。タイトルからもわかるように、なんと7種類のリミックス版を収録。各曲のタイトルからはその方向性がなかなか予測できないが、聞いてみると納得できる楽しい曲へと変化している。発売はランティスで、7曲収録ながら店頭での販売価格は1200円とお手頃だ。ちなみに7曲での収録時間は約35分となっている。
リミックスによっては、歌詞というより新しいセリフが収録されていたり、ゲストボーカルが参加していたりと、色々と楽しませてくれる内容だ。発売元であるランティスのサイト上にも「MADとは違うのだよ、MADとは!!」と書かれているが、まさにオリジナルだからこその展開。またリミックスを行っている人の名前もインデックスに書かれているのだが、中には“remix by 名無しさん”となっている曲もあり、ネットでの話題作りを意識しているのが伝わってくる。
なおサイトにも書かれていない、CDを購入してわかるスペシャルゲストは、白石稔さんが演じる「白石みのる」。「らっきー☆ちゃんねる」や最近の本編エンディングで実写でも出演し、お馴染みとなった白石さんだ。白石さんがアシスタントを務める「らっきー☆ちゃんねる」のメインパーソナリティ「小神あきら」は、すでに7月25日にCD「曖昧ネットだーりん」を発売している。そのためCD登場そのものが「生意気だ」とあきら様のご機嫌を損ねることは無いだろう。しかし本編キャラとCDでも共演したことで、あきら様に「白石みのる」がいじめられたりしないか、次回の「らっきー☆ちゃんねる」が気になるところだ。