その1:基本スペックで比べる!
●LaVie 2モデルが優勢
4機種のCPUは、いずれもCore Duo U2400-1.06GHz。チップセットにはグラフィックス機能を内蔵したIntel 945GMS Expressを採用しているため、演算処理速度などパソコンのスピードに関わる部分はほぼ同一だ。ただし、LaVie 2機種は標準搭載のメモリーが1GB、Let'snoteは512MBのため、初期状態のままで実際に操作した際の快適さはLaVieのほうが明らかに上である。また、HDDの容量も、Let'snoteは2モデルとも60GBなのに対し、LaVie JはLJ750/HHが120GB、L700/HHが80GBと大容量だ。
どちらも直販サイト(NEC DirectとMy Let's倶楽部)を通じた購入であれば、B.T.O.メニューでメモリーの増設やより容量の大きなHDDへの換装が可能ではあるものの、店頭モデルで比較するとLet'snoteのメモリー&HDDのサイズは、Windows Vistaを常用するには少々厳しいのが正直な印象だ。
LaVie J 2製品の主なスペック | ||
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LaVie J | LJ750/HH | LJ700/HH |
CPU | Core Duo U2400-1.06GHz(超低電圧版) | |
チップセット | Intel 945GMS Express | |
メモリー | 1GB(PC2-4200対応DDR2 SDRAM、最大1.5GB) | |
液晶ディスプレー | 12.1インチXGA表示TFT液晶パネル | |
グラフィックス | チップセット内蔵機能(メインメモリーから最大224MB共用) | |
HDD | 約120GB | 約80GB |
光ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | オプション(外付け) |
通信機能 | 10/100BASE-TX準拠Ethernet、IEEE 802.11a/b/g準拠無線LAN、Bluetooth Ver.2.0+EDR | |
TV機能 | なし | ワンセグ視聴(PCカードアダプター付属) |
インターフェース | USB 2.0×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、オーディオ入出力 | USB 2.0×3、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、オーディオ入出力 |
拡張スロット | PCカード(Type II×1)、SDメモリーカード(SDHC対応) | |
バッテリー駆動時間 | 約5.5時間(標準バッテリー)、約11時間(大容量バッテリー) | |
本体サイズ | 268(W)×229(D)×38.6(最薄部34.0)(H)mm | 268(W)×217(D)×38.6(最薄部27.0)(H)mm |
重量 | 約1227g | 約1049g |
OS | Windows Vista Home Premium | |
Let'snote 2製品の主なスペック | ||
Let'snote | Let'snote W5(CF-W5MW8AJR) | Let'snote R6(CF-R6MW4AJR) |
CPU | Core Duo U2400-1.06GHz(超低電圧版) | |
チップセット | Intel 945GMS Express | |
メモリー | 512MB(PC2-4200対応DDR2 SDRAM、最大1.5GB) | |
液晶ディスプレー | 12.1インチXGA表示TFT液晶パネル | 10.4インチXGA表示TFT液晶パネル |
グラフィックス | チップセット内蔵機能(メインメモリーから最大64MB共用。メモリー増設後は最大224MB共用) | |
HDD | 約60GB | |
光ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | オプション(外付け) |
通信機能 | 10/100BASE-TX準拠Ethernet、IEEE 802.11a/b/g準拠無線LAN | |
TV機能 | なし | |
インターフェース | USB 2.0×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、オーディオ入出力 | USB 2.0×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、オーディオ入出力、ミニポートリプリケーター端子 |
拡張スロット | PCカード(Type II×1)、SDメモリーカード(SDHC対応) | |
バッテリー駆動時間 | 約10.5時間(標準バッテリー) | 約8時間(標準バッテリー) |
本体サイズ | 268(W)×210.4(D)×44.3(最薄部24.9)(H)mm | 229(W)×187(D)×42.5(最薄部29.4)(H)mm |
重量 | 約1199g | 約930g |
OS | Windows Vista Business |