その9:独自の付加機能で比べる!
●バッテリーの長寿命化などでLet'snoteが優位に
モバイルノートはその小型軽量さを生かすため、後から機能を拡張するのが難しい。ここではそれぞれの機種に標準で用意されている独自の付加機能についても注目したい。LaVie Jは2機種とも2.4GHz帯の無線通信機能“Bluetooth Ver2.0+EDR”を搭載する。特にLJ750/HHにはBluetoothマウスが標準添付されているので、自宅ではワイヤレスマウスに、モバイルではタッチパッドという使い分けが可能だ。
これに対し、Let'snoteはバッテリー充電を最大80%に抑えることでバッテリーの寿命(繰り返し使える回数)を大きく延ばすという“エコノミーモード”を搭載する。もちろん最高でも80%までしか充電されないためバッテリー駆動時間は減ってしまうが、その効果はモバイルメインのユーザーにこそありがたいはず。また、Let'snote R6には“ミニポートリプリケーター”(オプション)が用意されていることも見逃せないポイントだ。自宅もしくは会社で複数の外部機器を接続していても、このポートリプリケーターを1本外すだけですぐに外出スタンバイOKとなる。モバイルユーザーの視点で見れば、Let's noteの独自機能のほうがより有用と言える。