再エネで要注目。特許から見るリソースアグリゲーションの動向
海外で注目されている事業者
海外で注目されている事業者の一部を注目理由とともに紹介します。
①Swell社
国:米国
事業内容:住宅用再生可能エネルギーなど分散型エネルギー言の展開およびVPPの運用
設立:2014年
URL:https://www.swellenergy.com/
注目理由:2045年までに再生エネルギーによる電力供給率100%を目指すハワイ州で、6000台の住宅用蓄電池を導入し、VPPを実装するハワイ VPPプロジェクトを進めている。
②Piclo Flex社
国:英国
事業内容:配電レベル取引プロットフォームの提供
設立:2013年
URL:https://www.piclo.energy/
注目理由:配電系統運用者とDER所有者の 間でのDERのフレキシビリティ価値 売買を支える取引プラットフォームを実運用段階に進めている。
国内で注目されている事業者
国内で注目されている事業者の一部を紹介します。
①東芝エネルギーシステムズ
事業内容:エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売
設立:2017年( 株式会社東芝から分社)
URL:https://www.global.toshiba/jp/company/energy.html
注目理由:国内のパイオニアである東芝から分社化された企業。
②株式会社エナリス
事業内容: 法人需要家向けサービス、新電力事業者向けサービス
設立:2004年
特徴:電力ユーザー側に存在する小さな電源の有効利用や再生可能エネルギーの隠れた価値の顕在化、電力ユーザー同士の自由な電力・環境価値取引
URL:https://www.eneres.co.jp/
注目理由:日本初の再生可能エネルギーの使用実績データのNFT化を実施。
③株式会社UPDATER
事業内容:電力小売事業、再エネ発電所の開発・販売・メンテナンス、地域新電力コンサルティング事業等
設立:2011年
特徴:Climate Tech事業「みんな電力」、Well-being Tech事業「みんなエアー」、SDGsプラットフォーム事業「TADORi」等
URL:https://updater.co.jp/
注目理由:ブロックチェーンを用いたトレーサビリティ付き再生エネルギー電力の提供を行っている企業。
④デジタルグリッド株式会社
事業内容: 電力及び環境価値取引プラットフォーム事業
設立:2017年
特徴:「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できるシステムを備えたプラットフォーム。電力取引に加えて環境価値取引も行う。
URL:https://www.digitalgrid.com/
注目理由:関係省庁との数年にわたる実証事業を通して、現行業法での電力売買スキーム・システムを開発している企業