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ビル内の館内放送などで省配線化、施工後メンテナンスの削減に

ルネサス、電力線で音声通信が可能なソリューションを開発

2017年04月11日 18時47分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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PLC通信にデータに加えて音声

 ルネサス エレクトロニクスは4月11日、既存の電力線にデータ通信だけでなく音声通信も可能とする「PLC音声通信ソリューション」を開発したと発表した。

 同社のPLC用送受信LSI「R9A06G037」(量産中)と、音声コーデックを処理するマイクロコントローラ「RX651」(量産中)を組み合わせたもので、同一の電力網でPLCデータ通信と混在しても途切れず遅延のない安定した音声通信が可能なように、音声を送信する時の優先技術などを開発し導入している。1kmの長い回線でも中継なしで通信可能という。

 ビルに張り巡らされた電力網でそのまま音声通信できるため、館内放送やセキュリティシステムの構築において、省配線化や施工後のメンテナンスコストを低減できる。同社では、システム開発を短縮できるようにソフトウェアとリファレンスボードを試作。製品化して9月頃に提供開始する予定。

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