Bay Trail-Dの最上位モデル「Pentium J2900」を初めて搭載したMini-ITXマザーボード「BAT-I (V1.2)」がECSから登場。12日(木)にも販売が始まる予定だ。
「Pentium J2900」は、インテルのデスクトップ向けSoC「Bay Trail-D」最上位のモデル。TDP 10Wながら4コア仕様で、動作クロックは2.41GHz、ターボブースト時2.66GHz。採用例の多いCeleron J1900(4コア/定格2.00GHz/TB時2.41GHz)を上回るパフォーマンスを実現した。
「BAT-I (V1.2)」は、「Pentium J2900」を初めて搭載する製品で、ヒートシンクのみのファンレス。防湿性の高い基板、耐冷熱温度検査、1500超の項目耐久テスト、優れた固体コンデンサーの採用というECS Durathonテクノロジーをサポートしている。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express×1、miniPCI Express×1。メモリーがDDR3-1333に対応するSO-DIMM×1(最大8GB)で、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111G)、6chサウンド(VIA/VT1705)、SATA2.0×2、USB 3.0×1、USB 2.0×4など。映像出力はHDMI×1、D-sub×1の2系統を備える。
価格はパソコンショップアークで1万4980円、東映ランドとパソコンハウス東映で1万5120円だ。