昨年のCOMPUTEX TAIPEI 2013で話題をさらったIn WinのPCケース「tou」。今年はどんなモデルがあるのだろうかと覗いてみると……。やっぱりユニークなPCケースがあった。
ブースの角の目立つ場所に展示されているのが、最新PCケース「S-Frame」だ。なんとも形容しがたい独特な形状の本体を構成するのは、1枚のアルミ製パネルとサイドの強化ガラスパネルだ。4mm厚のアルミパネルを15回ほど折ったり曲げたりしてるとのこと。上から見ると迷路のような、1枚のアルミパネルが完成するわけだ。
そこで気になるのが「なんでそんなことするの?」という疑問。快く答えてれたセールスマネージャーのアンディ氏によると「マザーや電源といった各パーツの搭載エリアを分けることで、効率的な冷却効果を実現する」とのこと。なるほど、言われればそんな気がしないでもない。
ビデオカード搭載スペースが最大340mmだったり、360mmサイズのラジエーターに対応していたりと、いわゆるハイエンド構成が可能なスペックを実現。価格は未定ながら、秋葉原で発売された際には、再び話題となるのは間違いないだろう。
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