ケース内部の温度を感知してトップパネルが開閉するという、なんともユニークなギミックを備えたZALMAN製のフルタワーPCケース「H1」(型番:ZM-H1)が登場。週末より販売がスタートする予定だ。
「H1」最大の見どころであるトップパネルの開閉ギミックは、ZALMANが新たに開発した「AHV(Automatic Heat Ventilation)クーリングシステム」と呼ばれるもの。ケース内部の温度を感知し、一定値に達するとケース上部のフィンが駆動し開閉。暖められた空気を外へ排気するというものだ。
設定はトップに用意されたコントロールパネルで行える仕組みで、35度/45度の2パターンから選択可能。さらに、ユーザーが手動で開閉できるマニュアルモードも備えるほか、温度のモニタリングもできる。なお、フィンが閉じている間は、トップの120mm口径ファン×2基も自動的に停止する。コントロールパネルでは、別途フロント200mmファン×1基(ブルーLED仕様)とリア120mmファン×1基のファンコントロールも可能だ。
ケース本体は、サイズ237(W)×569(D)×551(H)mmでE-ATXフォームファクターまで対応。アルミ素材を採用したフロントパネルも下部カバーが開くギミックを備える。ベイ数は、5インチ×3、5/2.5/2.5インチ共用シャドウ×1、3.5/2.5インチシャドウ×6。ビデオカードは最長360mmまで、ボトムマウントの電源ユニットは最長200mmまでサポートする。
本日より展示を開始したツクモパソコン本店によると、予価は1万8500円(税別)となっている。