好調を牽引する「GALAXY S III」とスマートフォン向けサービス
夏モデルの販売台数は、7月27日時点で、83万台を販売。なかでも、6月28日に発売したGALAXY S IIIが好調で、すでに34万台を販売したという。実に、夏モデルの約4割がGALAXY S IIIという計算になる。
GALAXY S IIIの供給元であるサムスン電子ジャパンでは、「7月以降、日本で毎日1万人のサムスンユーザーを増やしたい」としていたが、まさにそれを裏付けるような実績だ。
NTTドコモの加藤社長は、「GALAXY S IIIは、美しい画面、大きな画面が好評であり、手応えを感じている」とする一方で、「夏モデル全体では、17機種中11機種をXi対応とし、ほとんどの機種で防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線といった日本の強みを持つ機能を搭載している。さらに、スマートフォン向け放送のNOTTV(ノッティービー)も5機種で対応している」と、iPhoneとの差を強調してみせる。
さらに“しゃべってコンシェル”については、「日本語による、日本人のための音声によるサービス」と、アップルのSiriを牽制しながら、「しゃべってコンシェルは、サービス開始から5ヵ月で300万ダウンロード、約1億3000万アクセスに達した。
また、6月からサービスを開始した“メール翻訳コンシェル”は、現時点で約10万ダウンロード、約150万回のアクセスを達成している。さらに、6月から試験サービスを提供中で、2012年秋の商用化を目指している“翻訳電話”では、約2ヵ月で22万アクセスを記録。同様の5つのサービスのなかでも、もっとも評価が高い」などと、スマホ向けサービスの強みも強調してみせる。
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