11月8日、PFUはオフィスネットワーク環境で利用されるIT機器のライフサイクル全体を管理するサービス「iNetSec Smart LCM」を、2012年春に提供開始すると発表した。
同社は以前より、PCの導入から撤去までライフサイクルの運用設計と設置・撤去などの作業代行を行なうLCM(Lifetime Cycle Management)サービス、IT機器の見える化をエージェントレスで実現するIT機器管理アプライアンス「iNetSec Smart Finder」の提供を行なってきた。今回の新サービスは、LCMサービスのノウハウとiNetSec Smart Finderの技術を融合し、かつクラウドを活用して簡単導入、簡単運用が可能となったLCMサービスだ。
iNetSec Smart LCMは、貸し出しするiNetSec Smart Finderをユーザーサイトに設置するだけで、オフィスネットワーク環境下のすべてのIT機器をエージェントレスで把握。簡単にIT機器台帳の作成が可能となる。また、IT機器台帳をはじめ管理・運用に必要な機能はクラウドで提供するため、従来、数カ月間を要した運用設計やシステム設計、サーバー機器調達、導入などの準備作業も不要となるという。