今、AMD Dual Graphicsを組むならMSIがオススメ!
CPUにAMD A8シリーズを使うならなにはなくともまずマザーボード、そしてAMD Dual Graphicsを使うなら対応GPUを搭載するビデオカードが必要になる。今回はマザーボードとビデオカードのメーカーにMSIをオススメしたい。マザーボードベンダーとして有名なメーカーなので対応マザーボードがあるのは当然だが、AMD Dual Graphicsに対応するGPUのビデオカードがすべてリリースされているのがその理由だ。マザーボードとビデオカードを同じメーカーで揃えると、自作ユーザーとしてちょっとした満足感が得られるだろう。
ATXで7000円の激安マザー
A75A-G35
●URL:http://www.msi-computer.co.jp/MB/A75A-G35/
●実売価格:6800円前後
チップセットにAMD A75を搭載するマザーボード。ATX対応にもかかわらず実売価格が約6800円と安く、バツグンのコストパフォーマンスを誇る。拡張バスやSATAポート、USB3.0ポートの数などが特に少ないといったこともなく、HDMIやDVIも装備しているなどインターフェイス数は十分だ。ただしメモリのDIMMソケットが2本しかないので、メモリを大量に使いたい人は注意が必要である。とにかく安く組み上げたい人には狙い目のマザーだ。
高品質の部品で長寿命と高い電力効率を実現
A75MA-G55
●URL:http://www.msi-computer.co.jp/MB/A75MA-G55/
●実売価格:9980円前後
micro ATXのマザーボードで、PCI Express x16とPCI Express x4(形状はx16)と高い拡張性を誇る。Hi-c CAP タンタルコア樹脂固体コンデンサーやアルミ固体電解コンデンサー、スーパーフェライトチョークなど、コンデンサーやコイルに高品質で長寿命な部品を使うことで、信頼性と低消費電力を実現している。
メモリを大量に搭載したい人向け
A75A-G55
●発売日:8月27日予定
●店頭想定売価:9980円前後
A75A-G35の上位モデルとなる製品。違いはメモリDIMMソケットが2本から4本になり、最大メモリ量が16GBから32GBにアップしている。これ以外のスペックは同一なので、メモリを大量に使いたい人はこちらを選ぶといい。
AMD Dual Graphicsで使える最上位モデル
R6670 Twin Frozr SE V2
●URL:http://www.msi-computer.co.jp/VGA/R6670_Twin_Frozr_SE_V2/
●実売価格:9980円前後
GPUにRADEON HD 6670を搭載する製品で、AMD Dual Graphicsで使える最高スペックのビデオカードとなる。大型のデュアルファンを搭載するが、これは低回転数で効果的に冷却するためで動作音はかなり小さい。そのかわり2スロットを占有するので、拡張カードをたくさん使っている人は注意したい。大型カードに見えるが補助電源は必要ない。
LowProfile対応の小型カード
R6570 Twin Frozr Mini 1G
●URL:www.msi-computer.co.jp/VGA/R6570_Twin_Frozr_Mini_1G/
●実売価格:8180円前後
GPUに AMD Radeon HD 6570を搭載するビデオカードで、LowProfile対応の小型カードとなっている。ディスプレイ出力はアナログRGB、DVI-I、HDMIの3系統。LowProfileマシン向けとしてDVI+HDMIブラケットと、アナログRGBブラケットが用意されるので、LowProfileマシンでもすべての組み合わせで2系統出力が可能だ。
低発熱、低消費電力、低価格のちょい足しカード
R6450-MD1GD3 LP
●URL:http://www.msi-computer.co.jp/VGA/R6450-MD1GD3_LP/
●実売価格:5980円前後
Radeon HD 6xxxシリーズの中で最も下位に位置するGPU「Radeon HD 6450」を搭載するビデオカード。最大消費電力は18Wとビデオカードとしてはかなり少なく、この1枚で2系統の同時出力が可能である。3D性能はあまり高くないため、マルチディスプレイ環境構築や動画再生支援機能追加といった目的で購入するのに適した製品だ。