オリンパスから、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼デジタルカメラ「Pen Lite E-PL1」の新モデル「E-PL1s」が発表された。12月4日発売予定。
新モデルでは新たにISO 6400の高感度撮影に対応。撮像素子は4/3型 ハイスピード Live MOSセンサー(有効1230万画素)、画像処理エンジンは「TruePic V」という基本スペックはE-PL1から変更はない。
また、付属のリチウムイオン充電池が、電気用品安全法により2011年11月から強化される安全基準に対応した。
製品は、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」レンズが付属するレンズキット(予想実売価格6万5000円前後)と、これに加えて「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」が付属するダブルズームレンズキット(同8万5000円前後)が用意される。
14-42mmレンズは新開発のもので、ギアを排除して金属軸と送りねじでAF動作を行なうことで、AF動作音を低減する「MSC(Movie & Still Compatible)」機構を採用。動画撮影中でもAF音が気にならないという(40-150mmもMSC機構を採用)。
また従来のレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6)から約25%の軽量化を実現。重さ112gとなっている。
ちなみに、14-42mmとE-PL1sの組み合わせで重量は454gとなり、これは標準ズームレンズを装着したレンズ交換式デジタルカメラとしては世界最軽量になるという。