先日行われたマスターシード主催のイベント「SilverStone 新製品発表会」で初お披露目となったSilverStoneのハイエンドMini-ITXケース「SST-SG07B-W」のサンプル版がツクモパソコン本店で展示中だ。
同製品はアルミプレート付きプラスチックフロントパネル+SECC(電気亜鉛めっき鋼板)ボディのキューブ型PCケース。全体サイズは222(W)×190(H)×350(D)mmのMini-ITX/Mini-DTXマザーボード対応ながら、ビデオカード用として長さ310mm/2スロット厚のスペースが確保されているのが特徴となる。よって「Radeon HD 5970」を含め、市販されているほぼ全てのビデオカードが搭載可能となる(リファレンスデザインが前提)。
なお、ハイエンドビデオカードを搭載するには、それに見合った電源が必要となるが、同製品はキューブ型PCケースとしては異例と言える80PLUS BRONZE認証取得の600W電源(+12Vシングルレーン46A)を標準で搭載している。
マザーボード上部のスペースも比較的高めに設計されているのもポイント。高さ117mmまでのCPUクーラーを装着可能と、選択肢の幅も広い。その他、上部に搭載するる180mmファンは、新設計の「Air Penetrator」ファンを採用。ベイ数は5インチスリム×1、3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2という構成だ。
ラインナップは今回展示されているサイドアクリルパネル仕様の「SST-SG07B-W」とノーマルモデルの「SST-SG07B」。ツクモパソコン本店によると発売は5月末から6月上旬頃で、予価は前者が2万8300円、後者が2万6800円となっている。イベントで見られなかったユーザーは一度チェックしておくとよいかもしれない。