Gigabyteオリジナルのテクノロジー「Ultra Durable 3」を採用するというAtomオンボードのマザーボード「GA-GC330UD」が発売となった。
この製品は、CPUにデュアルコアとなるAtom 330をオンボードで搭載するMini-ITXフォームファクタのマザーボード。最大のウリは、同社のATX/MicroATXマザーボードで採用されるオリジナルテクノロジー「Ultra Durable 3」をサポートする点だ。
基板のGND層(電源層)の厚みを従来の倍とする「2オンスPCB」や低内部抵抗のMOSFET、フェライト磁芯チョークコイル、固体コンデンサの採用などが特徴の同機能。Atomマザーにはややオーバースペックな気もするが、取扱いマザーの「Ultra Durable 3」化を進める同社にとっては避けられないと言ったところだろうか。
主なスペックは、チップセットが「I945GC」+「ICH7」。拡張スロットがPCI×1、メモリスロットはDDR2 DIMM×1(DDR2-667/533対応、最大2GB)で、オンボードインターフェイスにはVGAや6chサウンド(Realtek/ALC662)、100/10Base-TXイーサネット(Realtek/RTL8102E)、Serial ATA×2、IDE×1などを搭載。惜しむらくはLANがギガビットイーサネットではない点か。価格はアークで1万1800円(3日から販売)、フェイス本店とTWOTOP秋葉原本店、T-ZONE.PC DIY SHOP(3日から販売)で1万1980円となっている。