日本SGI(株)は、同社内に『High Productivity Computingセンター』(以下、HPCセンター)を設立したと発表した。
HPCセンターは、『SGI Origin 3000』シリーズや、2003年にリリース予定のItanium 2搭載サーバとLinuxを組み合わせたスケーラブルなサーバの技術支援体制を整えるため、40人体制で編成される。Itanium 2搭載サーバの製品化を見据えて、単にサーバのピーク性能を追求するだけでなく、周辺システムやアプリケーションを含めたシステム全体での生産性を検証するという。
HPCセンターには『SGI Origin 3000』シリーズやItanium 2搭載サーバが常設され、システムの最適化やコンサルテーション、アプリケーションの移植や動作検証などの作業を行なう。また、処理速度の可視化といったサービスも提供されるという。