昨年11月に発売されたインテル製のMini-ITXフォームファクタのマザーボード「D201GLY2」の姉妹モデルとなる「D201GLY2A」がオリオスペックに入荷、今日から販売が始まっている。
「D201GLY2A」はチップセットに「SiS662」+「SiS946」を採用し「Celeron 220」をオンボードで搭載するMini-ITXフォームファクタの製品。これらのスペックを含め、基本的な仕様はすでに販売中の「D201GLY2」と全く同じだが、唯一CPUクーラーに小型の40mmファンを備えているのが違いだ。
とは言え、ファン搭載の有無のみとはいえ、その差は大きく、「D201GLY2」発売時の記事でも触れたように、同マザーはファンレス駆動で負荷をかけた状態では、CPUの温度が約85℃程度まで一気に上昇したのを確認している。エアフローに配慮しにくい小型のPCケースでなどで運用することが想定されるMini-ITXマザーだけに、インテル側で新たに熱対策を施した改良モデルと言えるだろう。
なお製品はバルク版ではなく、CPUのパッケージによく似たリテール版。付属品はドライバCDとI/Oパネル、Serial ATA/IDEケーブル、スペックシールなどが同梱されいてる。価格は1万5800円となっている。