高級国産アルミ製PCケースの製造メーカーとして名高いジャパンバリューから、Mini-ITXフォームファクタのマザーボード専用のPCケース「MiniITXプロト」が登場、来年1月上旬から発売される予定だ。
同社らしいオールアルミ筐体の本体サイズは270(D)×218(H)×63(W)mmで、フロントにはお馴染み「JapanValue彫刻エンブレム」を備えるほか、ブルーLEDによって光るというギミックも用意されている。内部は2.5インチサイズのHDDを2台まで搭載でき、電源は80Wタイプを内蔵。サイドにはXINRUILIAN製の60mm角ファンを2基標準で搭載する。その他、本体は縦横置き両対応で固定用のゴム足も付属している。
「MiniITXプロト」というネーミングから想像できるように、同製品はいわゆる量産化前のプロトタイプとなるもの。そもそも量産されるのかどうかも決まっていないそうで、今回発売予定の5台で終了してしまう可能性もあるという。また量産モデルが発売されたとしても、同モデルとは仕様が異なる場合もあるとか。
現在サンプル版を展示している高速電脳によると価格は2万9800円。決して安くはないが、高級国産アルミ製のMini-ITXマザー専用ケースというのは珍しい。小型PCマニアの人にとっては注目の製品となりそうだ。