技術が持つ二つの側面、攻めであり守りでもある
NECでは、「Truly Open, Truly Trusted」を、「Truly Open」と「Truly Trusted」にわけて、その意図を説明する。
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「Truly Open」については、「イノベーションを加速させる」、「社会インパクトを最大化させる」、「All Share Benefitの世界を実現する」といった3つの要素で構成。森田社長兼CEOは、「オープンな市場環境が、多様性を生み、イノベーションを加速させることができる」と前置きし、「ICTが社会に広く、深く浸透した今日においては、より大きな社会価値を生むために、NECはさらなるオープン化を進め、パートナーとの共創を推進し、社会インパクトを最大化させ、All Share Benefitな世界を実現する」と語る。
Truly Openを構成するひとつめの要素である「イノベーションを加速させる」では、特定の国や企業によるロックイン構造を排除し、オープン化を推進。広く多様性を受け入れることが、あらゆる産業においてイノベーションを加速させることを示す。そして、NECは、オープンな環境確保のための多様なネットワークインフラと、そこで流れるデータのセキュアな活用に貢献することを目指すという。
2つめの「社会インパクトを最大化させる」では、パートナーとのオープンな共創を進め、それぞれの強みを掛け合わせることで、技術をより大きな社会価値に転換し、社会インパクトを最大化させることを目指すという。ここでは、NECが「共感できる未来」を構想、発信し、これに共感した仲間とともに、実証を行うことで社会実装を進めることになる。
そして、「All Share Benefitの世界を実現する」では、ユーザーが、自由度が高く接続して、セキュアにデータを活用できるプラットフォームの提供を目指す。オープンプラットフォーム上で、NECとエコシステムパートナーのテクノロジーを活用したDXの社会実装を進めることで、社会、お客様、NECの誰もが利益を享受できるAll Share Benefitの実現を目指すという。
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