AWSにとってスタートアップは重要な顧客
アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は、同社の2020年の方針について説明。その柱として「スタートアップ・デベロッパー支援を強化」「企業の変革と人材教育をサポート」「日本全国のお客様支援を強化する継続的投資」の3点をあげた。
スタートアップ・デベロッパー支援を強化では、「もともとAWSは、世界中のスタートアップ企業に使ってもらうことで成長を遂げてきた。スタートアップ企業はAWSにとって非常に重要な顧客であり、あらゆるステージのスタートアップ企業を包括的に支援する」と語り、いくつかの具体的な施策を紹介。
最大10万ドルのAWS利用クレジットの提供、SAによる技術支援やサポート費用の支援、AlexaをはじめとするAmazon製品に関する技術支援を行なうOne Amazonプログラムの実施、無償ワーキンクエリアとして提供するAWS Loft Tokyoを活用した各種支援策などに触れた。
AWS Loft Tokyoはオープンから1年で、来場者が数万人を超えたという。
新たな施策として、グローバルビジネス支援サービスの提供を開始。さらに、デベロッパー向けのウェブマガジンを新たに創刊して、スタートアップの開発者を支援するという。
この連載の記事
-
第591回
ビジネス
シャープが堺のディスプレーパネル生産を停止、2期連続の赤字受け -
第590回
ビジネス
生成AIに3000億円投資の日立、成長機会なのか? -
第589回
ビジネス
三菱電機が標ぼうする「サステナビリティ経営」、トレードオフからトレードオンへ -
第588回
ビジネス
富士通の子会社でDX専門のコンサルティングをするRidgelinez -
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ - この連載の一覧へ