●家族データ
夫40歳 会社員 年収400万円
妻40歳 パート 年収150万円
子10歳 小学生
●節約前家計データ(月)
食費 7万5000円
ガソリン代2台分 1万2000円
スマホ代2台分 2万円
小遣い 夫3万円 妻1万円
住宅ローン返済 7万円
自動車保険 年間7万円
節約を始めようとしたきっかけは、子供の教育資金のためです。毎月の家計でやりくりしながら教育費を捻出するのはひと苦労です。
このまま何となく続けていても解決はしないと思い、家計管理やライフプランを作成して、固定費と変動費ともにチェックをしました。今回は削減の可能性があることには、すべて取り組もうという決意で節約を始め、以下の項目を見直しました。
・食費
・ガソリン代
・スマホ代
・小遣い
・住宅ローン
・自動車保険
上記の6項目をどのように節約したのかを具体的に紹介します。
・食費
飲み物を中心に購入する回数に気を付け、自宅でコーヒーやお茶を作るように節約、またなるべくコンビニには行かないことにもしました。
・ガソリン代
ポイ活をはじめ、ポイントをコツコツと貯めて1台分のガソリン代をポイントで賄うように、意外と楽しみながらポイントを貯めているので、一石二鳥です。
・スマホ代
大手キャリアから格安スマホに変更しましたが、もともと最新機種にこだわりがないので、まったく使用感に変化はありません。同じように使えて、利用料金が安くなりました。
・小遣い
夫の小遣いを半額にして、夫婦差を抑制。今までしていた趣味をしなくなったので、半額でもあまり変化はありません。夫婦の差額が少なくなった効果の方が大きいです。
・住宅ローン
手数料を考慮し借り換えではなく、金利交渉を行い支払額削減。借り換え時に必要な保証料や事務的な手数料などを合わせると数十万になることもあり、借入銀行に金利交渉を提案しました。1万800円の手数料で毎月の支払額を節約できました。
・自動車保険
更新時に車両保険を外して保険料削減。現在の保有自動車の登録年数などを考慮し、車両保険を外しました。
これらの節約テクを実践した結果、以下のような節約効果を出すことができました。
●節約後家計データ(月)
食費 6万3000円 →1万2000円減
ガソリン代2台分 8000円 →4000円減
スマホ代2台分 1万2000円 →8000円減
小遣い 夫1万5000円 妻1万円 →1万5000円減
住宅ローン返済 6万5000円 →5000円減
自動車保険 年間5万8000円 →月あたり1000円減
これらを合計すると削減額は4万5000円にもなります。
しかし、そんなにすごい努力をしているわけではないので、気分的には我慢しているというような変化はあまりありません。しかも固定費を中心に節約したので、この効果が持続しやすいというのが一番の節約テクであると考えています。
月に4万5000円も節約できたので、年間54万円の貯蓄をすることができました。
文● はるいく
40歳サラリーマンです。教育費をきっかけに家計管理を始め、自作の家計簿とライフプランを作成し、支出の把握・固定・変動費の見直しによって節約に取組んでいます。
アスキーキッズメルマガ 毎週土曜に配信中
アスキーキッズは毎週土曜、一週間ぶんの記事をまとめて読めるメールマガジンを配信中。人気連載「ほぼほぼ育児」をはじめ、ニュース、イベント、プログラミング教育入門、みんなの子育て体験談など、子育ての参考になる情報満載です。ご登録はこちらから。
※筆者による寄稿記事です