筆者は、昔に某社で関わっていたモバイルPCが採用している「カーボンファイバー」(炭素繊維)や「CFRP」(炭素繊維強化プラスチック)といった素材が大好きだ。
CFRPとはCarbon Fiber Reinforced Plasticsの略称であり、一般的には「炭素繊維強化プラスチック」と呼ばれている。
アクリル繊維を1000度もの高温で焼き、炭化させた繊維がカーボンファイバー。そしてこの繊維を織って作られた生地が「カーボンクロス」。カーボンクロスに樹脂を染み込ませて成形加工し、硬化させた複合素材がCFRPだ。
一般的に強度自慢のモバイルPCに用いられるのは、このCFRPだ。CFRPは鉄と比較しても引張強度が約10倍。そして、その比重は鉄の約4分の1、アルミやガラス繊維よりも超軽量なプラスチックなのだ。
そんな憧れの素材を腕時計のベゼルに採用した腕時計がカシオから登場した。
Bluetooth搭載のタフ腕時計
カシオ「G-STEEL」
世界中に熱心なユーザーのいるカシオの腕時計には、代表的な「G-SHOCK」タフウォッチや女性用の小振りな「BABY-G」、ビジネスシーンでも使えるエレガンス系の「OCEANUS」や「EDIFECE」、アウトドアやアスリート向けの「PRO TREK」や「PHYS」、正確が命の電波時計系「wave cepter」などがある。
今回、筆者が衝動買いした「G-STEEL」と呼ばれる腕時計は、G-SHOCKのセグメントに属するタフな製品。ただし、Bluetoothでスマホと連携することで、操作性の向上と正確性を実現した最新の腕時計だ。
“チープカシオ”も含めて、プチカシオファンの筆者は、今までにも多くのカシオ腕時計を衝動買しているが、実は同じG-STEELの仲間である電波ソーラーの腕時計「G-STEEL電波ソーラー腕時計」(GST-W130L-1AJF)をごく最近買ったばかりだった。
形状的には今回買ったG-STEEL Carbonモデルとよく似ているが、今回衝動買いしたG-STEEL腕時計は、4個のインダイアル表示がすべてメカニカルな針表示に変更されたことが見かけ上の最大の特徴だ。
そして、電波ソーラーではなく、スマートフォンリンク機能によって正確な日時を表示できる仕組みを搭載している。シリーズ名としては「GST-B100シリーズ」と呼ぶらしい。
この連載の記事
-
第784回
トピックス
ありそうでなかった“目盛り”で時間経過「ビジュアルバータイマー」を衝動買い -
第783回
トピックス
ニキシー管風「Smart Weather Clock」(天気予報管)を衝動買い -
第782回
スマホ
6万9800円で「nubia Flip 5G」折りたたみスマホを衝動買い -
第781回
トピックス
真ん丸の外観に惹かれ円盤型「UFOマウス」を衝動買いしたが…… -
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い -
第776回
トピックス
発売日に電子メモ「Boogie Board(papery)」を予約衝動買い -
第775回
トピックス
ユーザー評価の高いJPRiDE「model i ANC」を手に入れた! -
第774回
トピックス
割り切りが素晴らしい3COINSの3300円スマートウォッチを衝動買い - この連載の一覧へ