「ShareStage ASPサービス」は「Bizストレージ ファイルシェア」に
NTT Com、法人向けストレージを「BizCITYブランド」に統一
2012年04月04日 06時00分更新
4月3日、NTTコミュニケーションズは企業向けオンラインストレージサービス「Bizストレージ」、「ShareStage ASPサービス」および「V-Pack」のサービス名称変更と機能強化を発表した。
名称変更は、BizCITYブランドのもと「Bizストレージ」シリーズとしてラインアップ化を図るためで、Bizストレージが「Bizストレージファイルサーバー」などとなる。提供条件や料金などの変更はないという。
機能強化は3サービスにごとに行なわれ、Bizストレージファイルサーバーには、クオータ機能が追加される。ファイルサーバー上に作成した部門別フォルダーなどの使用容量の設定が行なえるもので、既存ユーザーは申し込み手続きが必要となるが、追加料金不要で利用できる。
また、「Bizストレージ ファイルシェア(旧ShareStage ASPサービス)」は、スマートフォン対応が図られる。スマートフォンの画面に合わせた最適化表示により、スマートフォンのブラウザからファイル閲覧/ダウンロードが可能になるもので、申し込み手続きや追加料金は不要だ。
3つ目の「Bizストレージファイルトランスファー(旧V-Pack)」では、中国でのサービス強化を行なう。具体的には、日本と中国間のネットワーク遅延を改善するため、中国本土向けの高速なインターネット回線とファイル転送用サーバーを香港に新設した。これにより、中国-日本間の大容量ファイル転送も、所要時間が従来の1/100程度という高速転送が可能になるという。