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中規模組織のメールサーバクラスタ化を支援

ミラポイント、メールサーバのHA支援パッケージ

2009年07月23日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 ミラポイントジャパンは7月22日、中規模組織のメールサーバのHAクラスタ化を支援するセット製品「S6000-B2ミドルレンジ クラスタパッケージ」を発表、代理店経由での販売を開始した。

 この製品は、ミラポイントのアプライアンス型メールサーバ「Mirapoint Message Server」2台と800GBの共有ストレージをセットにしたもの。通常利用する稼働系のメールサーバに障害が発生した場合、もう1台の待機系にメールのサービスを自動的に引き継がせることができる。

「S6000-B2ミドルレンジ クラスタパッケージ」の動作イメージ

 PCサーバにソフトウェアをインストールして構築したメールサーバのクラスタ化を行なうには、クラスタ用ソフトウェアの導入とその動作検証、ユーザ認証データやサーバ上の送受信メール、カレンダ機能を確実に引き継ぐ仕組みなどが必要になる。そのため、どうしても多くの時間とコストを要するのが一般的だ。

 S6000-B2ミドルレンジ クラスタパッケージでは、Mirapoint Message Server自体がクラスタ化に必要な機能を搭載済みのため、本番環境で迅速に稼働開始することが可能になる。価格は2663万6600円(税別)で、POP/IMAP等のユーザライセンスや他追加機能のソフトウェアライセンス、および保守料金が別途必要となる。Mirapoint Message Serverの大規模向けクラスタ製品をベースに構成した場合と比較して、約40%低価格という。

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