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サーモグラフィで温度を測定し、改善案を提示

APC、データセンターの熱分布測定・評価サービス提供へ

2009年07月03日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 APCジャパンは7月2日、データセンタやサーバルームの最適化を行なうアセスメントサービスに、「データセンタ熱分布アセスメント」、「ワイヤリングクローゼットアセスメント」、「サーマルスキャン・ライト」の3メニューを追加したと発表した。

 同社のアセスメントサービスは、データセンターやサーバルームの省電力化やグリーン化への対応、エネルギーの高効率化のための現状調査と分析を行ない、データセンターのアセスメント(評価)、推奨事項を含めた報告書作成・提出などのコンサルテーションを通じて適切な環境・管理・運用を支援するサービス。同社の製品を利用していない顧客も利用可能で、IT機器ベンダーに対して中立的な立場でデータセンターの電源、空調、熱分布などを評価するとしている。

 先行サービスとして2008年12月より、エアフローや温度分布の分析・可視化などを行なう「数値流体力学(CFD)を使用したデータセンタ空調解析」、電源や空調設備を調査分析し、電源効率を阻害している要因を特定、推奨される電源効率最大化を提案する「データセンタ電源効率アセスメント」、物理インフラのドキュメント化や分析と共に、容量と可用性拡大の推奨方法を提供する「データセンタ電源・空調アセスメント」を提供している。

 今回始まるデータセンタ熱分布アセスメントは、デジタル赤外線サーモグラフィを使用して、主幹ブレーカや変圧器、断路器、UPS、分電盤、配電盤の温度を測定。赤外線写真を含むレポートを作成する。また、高温が確認された配電線の電流値の計測、機器の設置や配電線ラベルなどの目視検査、電気系インフラの保守記録確認などを行ない、改善策の提案も行なう。標準価格は、東京都内でラックが20台までの場合で63万9000円(税込)。

赤外線カメラで撮影した排気ダクト(左)と変圧器(右)の画像

赤外線カメラで撮影した排気ダクト(左)と変圧器(右)の画像

 また、ワイヤリングクローゼットアセスメントは、ネットワーク機器やネットワークラック設置に使う「ワイヤリングクローゼット」内の配線や機器を接続する配線装置の配置を分析し、可用性の拡大に向けた問題の解決策や推奨事項を提案するサービス。具体的には配電の目視検査、UPSの状態やバッテリ構成、接続状況の記録、さらに電源効率の把握、室内温度レベルの記録、ラック気流などの送風効率の解析などを含む。標準価格は、都内で40回線までの場合で22万2000円(税込)。

 3つ目のサーマルスキャン・ライトは、先のデータセンタ熱分布アセスメントの低価格版。測定箇所が削減され、事前説明会が省略される。その分、標準価格は26万4000円と、半値以下になっている。

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