高画質なAV向け液晶プロジェクターの代名詞とも言える、LCOS方式の反射型液晶デバイス。ソニーはこれを「SXRD」のブランドで展開している。
その開発の過程で確立された、無機配向膜や新液晶材料といった技術を3LCD方式の透過型液晶デバイスにも応用したのが「BrightEra」だ。
このBrightEraを搭載したビジネスプロジェクターのエントリーモデル「VPL-EX70」と「VPL-EX7」が5月22日に発売される。
BrightEraは光の散乱が少ないため、光漏れの防止が可能。よりくっきりとした黒の表示ができ、強力な光源の使用=高輝度化に貢献する。昨年からエントリーモデルにも展開。「VPL-EX5」「VPL-EX50」などに採用されている。
VPL-EX70/EX7は、ともに1.8mで60インチの投影が可能な単焦点レンズを搭載し、解像度は1024×768ドット。輝度/コントラスト比はVPL-EX70が2600ルーメン/900:1、VPL-EX7が2000ルーメン/500:1となる。。本体サイズは幅約314×奥行き269×高さ109mm、重量は約3kg(VPL-EX70)/2.9kg(VPL-EX7)。
価格はオープンプライスで、VPL-EX70が10万円前後、VPL-EX7が7万円前後になる見込み。