日本ビクターが、世界初となるフル解像度のスーパーハイビジョン表示が可能なD-ILA方式のプロジェクターを開発した。
スーパーハイビジョンとは、NHKで研究開発中の次世代テレビ向けフォーマットで、7680×4320ドットの解像度(現行のフルハイビジョンの16倍)で映像を表示する。
D-ILA(Direct-drive Image Light Amplifier)は日本ビクターが開発した反射型液晶デバイスで、黒の再現力が高いのが特徴。
大型のプロジェクターとしては高い輝度(1万ルーメン)の表示が可能で、5500:1という高いコントラスト比を実現しているという。
発売時期や価格は未定だが、5月21日から24日まで実施されるNHK放送技術研究所の一般公開で展示される予定。