今週はアイ・オー・データ機器の「GV-MVP/GXW」のほか、本日カノープスから「MTVX-WHF」が登場するなど、TVチューナを2基搭載したキャプチャカードが登場している。ショップによると売れ行きも悪くないようだ。ラオックス PC・DO SHOPによると「最近の製品はカード長が160~170mm程度と以前のTVチューナ/キャプチャカードに比べて短くなっており、カードが長すぎてPCに搭載できないということは少ない」とのことで、「PCでテレビを見るユーザーも多くなってきている。初心者からハイエンドユーザーまで層を問わず購入していく」と話す。またあるショップは「最近の製品は同じメーカーの製品ならば1台のPCに複数枚差して操作できるため、2枚同時に購入していく人もいる。ただ、空きスロットのないユーザーや、買い換えを考えているユーザーはダブルチューナ搭載モデルに流れる傾向にある」と語る。
現在秋葉原で流通しているダブルチューナ搭載のキャプチャカードは全部で5種類となっており、各ショップのコメントを総合すると、比較的人気なのはアイ・オー・データ機器の「GV-MVP/GXW」のようだ。今回は、これら5モデルの価格調査を行なった。