カノープスから同社の最上位モデルとなるTVチューナユニット/キャプチャカード「MTVX-WHF」が、明日28日に一斉販売となる予定だ。2基のアナログチューナを搭載したチューナユニットとキャプチャカード部が別々になっており、デジタル放送のコピーワンス録画にも対応する。
同社の最上位モデルとなるTVチューナユニット/キャプチャカード「MTVX-WHF」。チューナユニットとキャプチャカード部が別々になっているのが特徴 |
少々変わった構造となっている今回の製品であるが、同社のウェブページによると「チューナー部を外付けユニットにすることで、内部ファンや隣接するパーツからのノイズによる影響をシャットアウトする」とのこと。また、チューナユニットとキャプチャカードをつなぐケーブルにはアルミ箔と編線の2重のシールドを施しているため、ノイズにも強いという。チューナには同社独自仕様となっているソニー製の“Hi-Fiスプリットキャリアチューナ”を2台搭載。対応チャンネルはVHが1~12ch、UHFが13~62ch、CATVがC13~C35る。電源はキャプチャカードから前述のアンテナケーブルを通して供給される。
付属のチューナユニット。ソニー製のチューナを2基搭載している | TVアンテナ入力端子が2系統用意されている |
キャプチャカードのMPEG-2エンコーダチップにはViXS社製の“XCodeII-L”を使用。解像度は720×480/ 640×480/480×480/352x480/352x240ドットの5つから選択可能。キャプチャ時のファイルフォーマットはMPEG-2となっており、ビットレートは0.5~15Mbps(VBR/CBR)で設定可能なほか、25MbpsでのIフレームキャプチャが可能。またサブボードにはパナソニック製のデコーダチップを4基搭載しており、3Dノイズリダクションと3D Y/C分離を同時に2系統で使用可能だ。インターフェイスはTVチューナユニットにTV入力端子×2(F型)、特殊形状の映像入力端子×2、キャプチャカードにはコンポーネット端子を接続するための7ピンミニDINコネクタ×2、アナログ音声入力端子(ミニジャック)×2、アナログ音声出力(ミニジャック)×1となっている。なお、キャプチャボードには珍しく4ピン12Vコネクタが用意されている。付属ソフトはネットワーク経由でのアクセスライセンスが付属した統合コントロールソフト「FEATHER2005 V2」のほか、ソフトウェアDVDプレーヤ「Nero ShowTime」、DVDコピーソフト「Nero Recode」などが同梱される。各ショップの予価は以下の表の通り。
キャプチャカードにはパナソニック製の高画質回路を搭載したサブボードが装着されている | エンコードチップにはViXS社製の“XCodeII-L”を使用 |
サブボードにはパナソニック製のデコーダチップを4基搭載しており、3Dノイズリダクションと3D Y/C分離を同時に2系統で使用可能 | キャプチャカードのインターフェイスにはコンポーネット端子を接続するための7ピンミニDINコネクタ×2、アナログ音声入力端子(ミニジャック)×2、アナログ音声出力(ミニジャック)×1となっている。なお、キャプチャボードには珍しく4ピン12Vコネクタが用意されている |
価格 | ショップ |
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カノープス「MTVX-WHF」 | |
\47,980 | ZOA秋葉原店 |
\49,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
\49,800 | BLESS秋葉原本店 |
\49,980 | USER'S SIDE秋葉原本店 T-ZONE PC DIY SHOP TSUKUMO eX. |