新しくオープンしたファナティック東京店 | 入ってすぐHDDやメモリがきれいに陳列されている |
昨日3日から、秋葉原で新しくオープンしたファナティック東京店(東京都千代田区外神田3-9-8 東洋ビル1階 TEL:03-5297-7633)。Supermicroの代理店などで知られる「株式会社ファイブ情報システム」が運営するということは以前こちらでも紹介したが、本日は(株)ファイブ情報システムファナティック営業本部東京法人営業部セールススペシャリストで店舗責任者である松竹悟氏にお話を伺った。
Supermicroの正規代理店だけあって、やはり品数は豊富だ | サーバー/ワークステーションなどのハイエンド系の実機も多数展示されている | |
カウンターには椅子も用意され、ゆっくりとPCの構成を相談できそうだ | ケースもサーバー向けを中心に取り揃える |
――はじめに、ファナティック東京店の扱う商品のポイントについて教えていただけますか?
そうですね。まず中心となるのは、サーバー/ワークステーションなどのハイエンド系です。ご存知の通り当店は、Supermicroの正規代理店が運営するショップですので、当然マザーを中心としたSupermicroの製品には強いと思います。
――では、本店のある大阪も似たような感じのショップなんですか?
いや、そこは若干変えています。大阪の本店では、いわゆる自作系PCパーツもここよりは豊富に取り揃えています。秋葉原(東京)では、サーバー/ワークステーションなどのハイエンド系を前面に出していくというのが方針なので、普通のPCパーツショップと思われてご来店されると、ビックリするかもしれません。
――今、この時期に出店するということについては?
特別、この時期に出店するというのはなかったんですが、計画は以前からありました。たまたま良い場所もみつかったんで。
――その場所なんですが、ここはいわゆる秋葉原パーツ激戦区とよばれる地域ですよね?この場所でショップを運営していくうえで何か戦略というか、方向性みたいなものは?
う~ん、有名どころが密集してますもんね。ただそれらのショップさんとは、製品構成がことなるのであまりその辺は気にしてません。もちろん当店でも普通のパーツ、いわゆるCPUやHDD、メモリ、ビデオカードなども扱っていますので、できるだけ価格の方もがんばります(笑)。
――たしかに製品構成はちがいますが、近くにはサーバー/ワークステーションなども取り扱うUSER'S SIDE本店がありますし、またこちらも有名なぷらっとホームが秋葉原にはあります。その辺は、どうお考えですか?
こちらもまだ開店してまもないので、ほとんど意識はしていません。私達スタッフも、半分は大阪から来ています。まだまだ手探り状態というのが本音なんです。ただしそれらのショップさんは、前から秋葉原でやってらっしゃっているので、いろいろ勉強させてもらいたいと思ってます。
――最後にまだ開店まもないと思いますが、大阪と東京(秋葉原)の客層の違いなどは、感じられてますか?
はっきり言ってありますね。やはり大阪のお客様は、2言目には「まけて!」とおっしゃる方が多いです。東京の方は、大阪ほどおっしゃらないので…。っといってここ(秋葉原)でも店頭で「まけて」といわれても困るんですが(笑)。
取材時にみつけた64bit PCIに対応したMatrox「Parhelia」 | 「MED」という聞きなれないシリーズだが、医療用ワークステーション向けのビデオカードですでに搭載されているマシンもあるという | いまのところ販売予定はないが、反響しだいでは取り扱いも考えるということだ |
以上のように、ここファナティック東京店はハイエンド系の製品を中心としたショップで、店内も落ちつた雰囲気だ。秋葉原に来る機会があったら一度、寄ってみるとよいだろう。
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