米Netscape Communicationsは、6月30日付けで『Netscape 7.1』をリリースした。
『Netscape 7.1』 |
『Netscape 7.1』は、すでにMozillaにも搭載されているジャンクメールフィルタや画像リサイズ機能、キーボード入力による検索機能などに加え、国際ドメイン名に対応しているのが大きな特徴だ(日本語ドメインは7月10日以降に正式対応)。そのほか、ポップアップブロック時にステータスバーに“!”アイコンを表示する機能や、ページロードのパフォーマンス向上といった改善が行なわれている。
ジャンクメールコントロール画面 | “www.株式会社アスキー.jp”を表示してみた。現在のところ、設定はURL欄に“about:config”と入力し、表示される設定メニューから行なう必要がある |
7月1日現在、『Netscape 7.1』日本語版はWindows用のものしか提供されていない。Mac OS版とLinux版については近日リリース予定だという。
一方、Mozilla.orgからも『Mozilla 1.4』が6月30日付けでリリースされている。
『Mozilla 1.4』 |
こちらはすでにリリースされているリリース候補版からそれほど大きな変更は加えられていないようだ。現在公開されているのは英語版のみで、Windows、Mac OS X、Linux、OpenVMSに対応したバイナリが用意されている。